パソコン購入ガイドインテル社製CPU一覧 |
インテル製ディスクトップCPU |
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CPU | プロセッサナンバ | 動作周波数 | FSB | L2/L3 | アーキテクチャ | デュアルコア | VT | HTテクノロジ | EM64T | EIST |
Core 2 Extreme | X6800 | 2.93GHz | 1066MHz | 4MB/- | ○ | ○ | - | ○ | ||
Core 2 Duo | E6700 E6600 E6400 E6300 |
2.66GHz 2.4GHz 2.13GHz 1.86GHz |
1066MHz | 4MB/- 4MB/- 2MB/- 2MB/- |
○ | ○ | - | ○ | ||
Pentium Extreme Edition | 955 | 3.46GHz | 1066MHz | 2 x 2MB/- | 65nm | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
840 | 3.20GHz | 800MHz | 2 x 1MB/- | 90nm | ○ | - | ○ | ○ | - | |
Pentium D | 950 940 930 920 |
3.40GHz 3.20GHz 3.0GHz 2.80GHz |
800MHz | 2 x 2MB/- | 65nm | ○ | ○ | - | ○ | ○ |
840 830 820 |
3.20GHz 3.0GHz 2.80GHz |
800MHz | 2 x 1MB/- | 90nm | ○ | - | - | ○ | ○ | |
Pentium 4 Extreme Edition HT | - | 3.73GHz | 1066MHz | 2MB/- | 90nm | - | - | ○ | ○ | ○ |
- | 3.46GHz 〜 3.20GHz |
800MHz 1066MHz |
512KB/2MB | 130nm | - | - | ○ | - | ○ | |
Pentium 4 HT | 672 662 |
3.8GHz 3.6GHz |
800MHz | 2MB/- | 90nm | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
670 660 650 640 630 |
3.8GHz 3.6GHz 3.4GHz 3.2GHz 3.0GHz |
800MHz | 2MB/- | 90nm | - | - | ○ | ○ | ○ | |
571 561 551 541 531 521 |
3.8GHz 3.6GHz 3.4GHz 3.2GHz 3.0GHz 2.8GHz |
800MHz | 1MB/- | 90nm | - | - | ○ | ○ | - | |
570J 560J 550J 540J 530J 520J |
3.8GHz 3.6GHz 3.4GHz 3.2GHz 3.0GHz 2.8GHz |
800MHz | 1MB/- | 90nm | - | - | ○ | - | - | |
3.4EGHz 〜 2.8EGHz |
800MHz | 1MB/- | - | - | ○ | - | - | |||
3.4GHz 〜 2.4GHz |
533MHz 800MHz |
512KB/- | - | - | ○ | - | - | |||
Pentium 4 | 3.06GHz 〜 2.4GHz |
533MHz 400MHz |
1MB/- 512KB/- |
90nm | - | - | - | - | - | |
Celeron D | 355 351 346 341 336 331 326 |
3.33GHz 〜 2.53GHz |
533MHz | 256KB/- | 90nm | - | - | - | ○ | - |
350 345 340 335 330 325 320 315 |
3.20GHz 〜 2.26GHz |
533MHz | 256KB/- | 90nm | - | - | - | - | - | |
Celeron | 2.80GHz 〜 950MHz |
〜400MHz | 128KB/- 256KB/- |
130nm 180nm |
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インテル製ノートブックCPU |
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CPU | プロセッサナンバ | 動作周波数 | FSB | L2/L3 | アーキテクチャ | デュアルコア | VT | HTテクノロジ | EM64T | EIST |
Core 2 Duo | T7600 T7400 T7200 T5600 T5500 |
2.33GHz 2.16GHz 2GHz 1.83GHz 1.66GHz |
667MHz | 4MB/- 4MB/- 4MB/- 2MB/- 2MB/- |
○ | ○ ○ ○ ○ - |
- | ○ | ||
Core Duo | T2600 T2500 T2400 T2300 L2400 L2300 |
2.16GHz 2.0GHz 1.83GHz 1.66GHz 1.66GHz 1.50GHz |
667MHz | 2MB/- | 65nm | ○ | ○ | - | - | ○ |
Core solo | T1300 | 1.66GHz | 667MHz | 2MB/- | 65nm | - | ○ | - | - | ○ |
Pentium M | 780 778 770 765 760 758 755 753 750 745 740 738 735 733J 733 730 725 723 718 715 713 |
2.26GHz 〜 1.50GHz |
533MHz 400MHz |
2MB/- 1MB/- |
90nm 130nm |
- | - | - | - | ○ |
- | 1.7GHz 〜 1.30GHz |
400MHz | 1MB/- | 130nm | - | - | - | - | ○ | |
モバイル Pentium 4 HT | 552 548 538 532 518 |
3.46GHz 〜 2.80GHz |
533MHz | 1MB/- | 90nm | - | - | ○ | - | ○ |
- | 3.20GHz 〜 2.66GHz |
533MHz | 512KB/- | 130nm | - | - | ○ | - | ○ | |
モバイル Pentium 4 | - | 3.06GHz 〜 2.40GHz |
533MHz | 512KB/- | 130nm | - | - | - | - | ○ |
Celeron M | 383 380 373 370 360J 360 353 350J 350 340 333 330 320 310 |
1.6GHz 〜 1.2GHz |
1.0GHz 900MHz |
1MB/- 512KB/- |
90nm 130nm |
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800MHz | 400MHz | 512KB/- | 130nm | - | - | - | - | - |
CPUの種類
・Pentium Pentium(ペンティアム)は、現在最も普及しているCPUです。Intel(インテル)社が開発したもので、安定性、信頼性があり一番使いやすいと思います。 現在では、「Pentium 4」やその上位型の「Pentium 4 HT」「Pentium 4 Extreme Edition HT」また、デュアルコア搭載の「Pentium D」「Pentium Extreme Edition」など、また消費電力などを抑えたノートブック用の「Pentium M」「モバイルPentium 4」などがあります。 ・Celeron Celeron(セレロン)は、Pentium(ペンティアム)の廉価版CPUです。最大の特徴はコストパフォーマンス。インターネットをしたり、ワード、エクセルなどの動作はPentiumとほとんど差がないと思います。 しかし、Celeron(セレロン)は、Pentium(ペンティアム)より2次キャッシュを抑えたりしてますので、3Dやゲームをしたり、長時間作業する場合は、控えたほうがいいかもしれません。 現在では、「Celeron」とその後継バージョン「Celeron D」や、消費電力を抑えた「Celeron M」などがあります。
・プロセッサナンバ 従来は、CPUの性能といえば動作周波数が高いほど高性能といえましたが、最近では動作周波数だけでなく、たくさんの要素(デュアルコア、HTテクノロジ、L2/L3キャッシュ、FSB、EM64Tなど)を考慮する必要があり、ややこしくなっています。 そこで、インテルでは性能指標として「プロセッサナンバ」という3けたの数字を付けるようになりました。プロセッサナンバが高いものほど高性能ということです。
・動作周波数 CPUの内部クロックの速度のことです。CPUがどれだけ高速で、データを処理できるかを表したものです。 例えば、1GHzは1秒間に10億回のパルスで動作することを示します。 動作周波数の高いものほど、高性能といえます。
・FSB(Front Side Bus) FSB とは「フロント・サイド・バス」の略で、簡単にいうと、CPUの外部クロックの速度のことです。 CPUと外部パーツ(メモリなど)とのやりとりをする最高速度のことで、FSBが高いものほど高性能といえます。 自作でパソコンを組み立てたりしない方は、それほど重要視することはないですが、できればFSBが高いものを選んだほうがよいです。
・L2/L3 L2/L3とは、2次キャッシュ/3次キャッシュの意味で、キャッシュメモリともいいます。簡単にいうとL2/L3が高いものほど高性能といえます。 キャッシュメモリとは、CPUとメモリ(メインメモリ)との間にある高速メモリのことで、CPUに近いほうから、1次キャッシュ、2次キャッシュ、3次キャッシュといいます キャッシュメモリは、メモリ(メインメモリ)のデータを一部格納し、メモリ(メインメモリ)とCPUのやりとりを、メモリ(メインメモリ)からではなくキャッシュメモリからデータを取るようにし、アクセス時間を減らすことができます。
・アーキテクチャ ここでいうアーキテクチャとは、基本設計のことで、CPUの場合回路の設計サイズのことです。要するに値が小さいほど高性能ということです。さらに低消費電力ということになります。
・HTテクノロジ HTとは、「Hyper Threading (ハイパースレッディング)」の略です。 CPU内部の空いている演算回路を利用し、もう一つ別の処理を同時進行できるようにする機能のことです。 つまり、ひとつのCPUを擬似的に二つのCPU環境にしたものです。 このHTテクノロジを搭載したCPUは、搭載していないCPUにくらべ約20%〜30%程度高速になるといわれています。
・デュアルコア デュアルコアは、物理的にCPUを二つ搭載したものです。 二つのCPUが独立しているので、複数の作業(パソコンでTVみながらインターネットするとか)を同時に行うという方にはおすすめです。 今後は、デュアルコア搭載パソコンが主流になっていくのではないでしょうか!
・EM64T EM64Tは、「エクステンデッド・メモリ 64 テクノロジ」の略です。 64ビット化に対応したCPUで、32ビットにも対応したCPUです。 2005年までは、32ビット環境のパソコンが主流でしたが、2006年以降は64ビット環境のパソコンが主流になると予測されます。 32ビット(2×32)から64ビット(2×64)へは、処理能力が2倍になるのではなく、約42億倍になるということです。
・VT VTは、「バーチャライゼーション・テクノロジ」の略です。仮想化という意味ですね。 VT搭載のCPUでは、1台のコンピュータ・システムが複数の「仮想」システムとして機能します。 したがって、複数のオペレーティング・システムやアプリケーションをそれぞれ独立したパーティション上で利用・実行できます。
・EIST EISTは、「Enhanced Intel Speedstep Tchnology」の略で、拡張版インテルSpeedStepテクノロジのことです。 EISTは省電力技術のことで、主にモバイル系CPUに搭載されています。動的にCPUの動作電圧とコア周波数を調整し、消費電力と発熱量を削減します。その結果CPUファンの回転数を抑え静音化や省力化に役立ちます。
・Centrino Centrino(セントリーノ)とは、「Pentium M」、「855チップセット」、「Intel Pro無線LANモジュール」の3つが装備されたもので、消費電力で高いパフォーマンスを得られます。 Pentium Mは、Intel Pro無線LANモジュールが装備されていません。
・Viiv Viiv(ヴィーブ、ビーブ)とは、ホーム・エンターテインメント向けの技術のブランド名こと。
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